HPO機密日誌

自己をならふといふは、自己をわするるなり。

フィンランド語の例文解析練習

フィンランド語練習のアプリを始めたことは書いた。でも、書きぶりがなんとはなしに教本と違ってて混乱している。

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nemo フィンランド語

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練習でいくつかWiktionaryを引いてみる。

Paljon kiitoksia. どうもありがとうございます。

Paljon : The genitive singular of paljo. = palyo(形容詞、たくさん)の属格(genetiivi)の単数形
kiitoksia : Partitive plural form of kiitos. = kiitos(名詞、ありがとう)の分格(Partitiivi)の複数形

まだ、palyoの属格がpaljonになるのはわかる。しかし、分格の語尾変化は「ia/iä 」なのでkiitosの分画複数ならkiitosiaになるのではないかと思ってしまう。あとで、子音の調和を調べてみよう。

Rakastan sinua. 愛しています。

rakastan : First-person singular indicative present form of rakastaa. = 一人称単数現在直接話法のrakastaa
sinua : Partitive form of sinä. = 分格(Partitiivi)のsinä(名詞、あなた)

考えてみれば普通に暗唱していて、主格、分格でも目的語となっている例文あった。しかし、フィンランド語に対格(〜を)があるのに、分格となるのか?そもそも、分格はそのものの「一部」という意味。「私はあなたの一部を愛する」なんていったら相手に対してものすごく失礼だろう。うーん。

まだまだわからないことだらけ。時間があったら追記する。

■追記

分格で目的語となる模様。「フィンランド語のしくみ」に以下のように書いてあった。

私のようなタイプにはこの本がすごく響く。

フィンランド語のしくみ《新版》 (言葉のしくみ)

フィンランド語のしくみ《新版》 (言葉のしくみ)