HPO機密日誌

自己をならふといふは、自己をわするるなり。

建設業におけるデータの見える化、クラウドを使った働き方改革

働き方改革をどう果たすか調査したり、人の話しを聞いたり、資料を作ったりしている。

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会社のある事業において前述のようにクラウド化を果たし、全面的ではないし、十分ではないが、業務改善を図っている。少しずつ効果も出始めている。今度取り掛かるのは、本丸である建設業部門。建設業は、実に属人的に仕事が進む。一人の現場代理人の意思が現場の進め方を貫いている。余人をもって代え難いがゆえに残業を減らす働き方改革が進みづらい。人を投入したからそれだけ既存の現場の残業が減るというわけにいかない。人員数と仕事量、生産性が比例しない。

この建設業の働き方改革は一定以上の組織力のある会社では当たり前のことなのだろうが、現場の見える化、モノと情報の5Sの徹底が鍵なのだとようやく気づいた。すべての現場で、クラウド化、データレスPC化はすでに済んでいる。ルール化も割りとすすんでいるがまだ徹底できていない。この環境下で、徹底的に施工に必要な書類の種類等を洗い出すことから始める。そして、整理、「あるべき場所にあるべきものがある」を図り、整頓、「誰が見てもどこにあるかわかる」環境を作り、清掃、「不要なファイル、データは持ち込まない、作らない、保存しない」ことを徹底すれば、一週間とはいわない、せめて2日間、現場代理人がおやすみをもらっても、代理人代理人を送り込めば、休めるようにしたい。

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ここを担保するために、現場の本図を紙ベースからデータ、それもクラウド上のBIMデータに変更していきたい。それはまた次の話しとなるかもしれないが。