HPO機密日誌

自己をならふといふは、自己をわするるなり。

「1年で90ゴルフ」ふたたび

最初読んで、「あー、こんなもんか」と思って推薦DVDを見るくらいしかヒントないなと正直思っていた。それは、私がゴルフの身体にすらなってなかっただけだと二度目に読み返してみて、ようやく気づいた。もう目からうろこがぼろぼろ。

数日前に身体の回転と腕の関係についてこう書いた。

肩を回すことで、身体と手がシンクロして、身体の正面でクラブとボールがミートするように打つ練習をした。まだ完全には程遠いが、身体と手がシンクロして玉を捉えられると、いままでの7割、8割の力で打っても、番手1本くらい飛距離が伸びることに気づいた。

身体の正面で打つ - HPO機密日誌

読み直した本書には、こう書いてある。

 私が気にしていたのは体と腕の同調でした。しかし、高松プロは体にしろ腕にしろスウィング中はどちらも主役ではないと言います。主役はあくまでボールを打つクラブヘッド、これを忘れてはいけないと。
(中略)
 一番有効な方法はなにか?それは「自分の意識がヘッドになる」ことでした。念のためにいいますと「意識をヘッドに置く」という程度のイメージではありません。「自分自身がヘッドである」と思うくらい強いイメージでないといけません。ヘッドがスィング中にどう動いて、どこにあって、インパクトに向けてきちんとスクェアに戻ってこられるのか、そこに意識を集中させるのです。

「自分自身がヘッド」になるためには、高松プロの言う「ゆるゆるグリップ」にすればいいと以下続く。

コースを攻略するための実践的なアドバイスとして、ドライバーショットが成功する確率、ミドルアイアンの成功する確率から、ロングホールはショットを成功させつづけなければ3オン2パットでパーもしくは、4オン2パットでボギーといかないと分析します。だから、フェアウェイウッドは確率が7割以下しか成功しないなら使うべきでないと。結果、練習の時からドライバーと7番アイアンしか使わないという結論を導きます。

ドライバーと7番アイアンショットの確率を上げることが、100切りへの近道だと断言できますから。

ただし、著者の城戸さんはドライバーで230ヤード、7番アイアンで140ヤード正確に飛ばせる。私と二番手くらい飛距離が違う。ここを克服することが100を安定して切るくらいの腕前になることのようだ。精進あるのみだなと。