今日は、松井孝典先生のご講演を聴いた。「宇宙人としての生き方」など、以前から大変興味を持っていた。
お話されたのは、一般向けだったため「人間圏から見た文明論」のほんの入り口だけであったのが残念。それでも、システムとして惑星を見れば、なぜ38億年前に液体の水が存在したかとか、土星のタイタンのメタンの海の話など大変興味深かった。
なかでも、ヒトという種が自ら築き上げた「人間圏」という視点から、いかにエネルギー消費を増やすことで「加速された時間」を我々現代人が生きているかという話をされていた。
偶然っちゃ偶然だけど、まったく同じテーマで本書が書かれている。
- 作者: 本川達雄
- 出版社/メーカー: 阪急コミュニケーションズ
- 発売日: 2006/01/20
- メディア: 単行本
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アストロバイオロジーへ行っても、生物学にいっても、ファイナンスに行ってもべき分布が出てきて、時間の加速の話になるというのが不思議といえば、不思議。
時間の加速については、これから考える。