HPO機密日誌

自己をならふといふは、自己をわするるなり。

覚えてられそうにないのでやっぱり書いておこう。

まだ24時間もたっていないのにすでに会話の細部が思い出せない。時間がたてばたつほど衝撃は薄れてしまう。

私は前後の脈絡なく「宗教的使命の達成とはなんだろうか?」と彼女にたずねた。彼女は即座に答えてくれた。「道は決まっているってさとることよ」、と。

頭の中では正直安冨先生の「鉛色の空」の話しと目先にある問題をまぜこぜにして考えているうちに、つい口から出た問いだった。安冨先生の「孔子論語の中で選択をしていない」という結論にめぐりあうまで私はどれだけ時間を使っただろう。何冊の本を読み、いくつの無益なエントリーを書いただろう。

しかし、答は最初から目の前にあったのだ。