HPO機密日誌

自己をならふといふは、自己をわするるなり。

謙虚、感謝、自己反省

人とはなにか?生きるとはなにか?よく生きるとはどう行動することか?

よく生きるためには、人は生きている限り成長し続けなければならない。生きるとは変わりつづけることだから。成長しつづけるためには、学習し続けなければならない。

学習するとは、気づきを得て、気づきを行動すること。傲慢な人間には、気づきはない。謙虚で相手を受け入れる態度こそが、気づきにつながる。ただし、自分の中に魂がなければ、多種多様な刺激に振り回される人間になってしまう。謙虚さを得る最短の近道は、相手に感謝すること。感謝するとは相手の行動と言葉を素直に受け止めること。怒られても、けなされても、なじられても、ほめられても、すべては気づきと学習につながることだと思えば、相手に感謝できる。感謝をしらない人間は傲慢の道、付和雷同の道を進む。

傲慢さは停止であり、死だ。

そして、一旦気づきを得たからには、深く深く自分をまなぶことが大切。みつめること、行動することで、気づきが自分の魂に至れば、自己を反省する。自己反省により、自分を大転換する。ここが大切。

孔子の言葉に学習が入れ子状に入っているということを安冨先生に教えていただいた。

生きるための論語 (ちくま新書)

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