HPO機密日誌

自己をならふといふは、自己をわするるなり。

いやまじめな話し

なるほど。

成人の生活では、セックスが母子間の交流に最も近い親密な情動調律と言えるだろう。スターンが書いている。「セックスは、相手の主観的状態を感じ取ることです。欲望を共有し、心をひとつにし、たがいに刺激しあう行為です」

EQ こころの知能指数 (講談社プラスアルファ文庫)

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肉体の波長が合っているときしか共感は起こらないのだ。

なんつうかいわゆる仲の良いパートナー同士であるほど合わせ鏡のように、マイクのハウリングのように良くも悪くも強い情動状態に陥りやすい訳だ。

共感レベルの高い人ほど資源を人々の必要に応じて分配すべきだという倫理原則を支持するそうだ。

やはり「見たままなす」ことが全ての基本だ。

男性は女性に比べてささいな口論で情動の氾濫を起こしやすい。

これは本当にそうだ。男性側からみると全く苦痛でしかない会話が女性側にとっては普通のコミュニケーションだったりする。