HPO機密日誌

自己をならふといふは、自己をわするるなり。

そっか!

つまり、ホワイトノイズも、ガウス分布の乱数も三角関数で生成できるということは、それらは軌道の非常に長いカオスの関数だということは言えるのではないだろうか?シミュレーションで、そうした乱数を使うのは、無意識に分子、量子レベルでのカオスの相互作用の結果を表現しているのかもしれない。

  • そして、マトリックスというシミュレーターもまたカオスなんだ!

結局、いま物理学からITの風にのって吹いてきているのは、多対モデルのシミュレーションの技法とPCの性能の向上ということなのだろう。

天気予報ですら、カオスが起こって予報が難しいというのだから、まして社会のシミュレーターなど、予言的な意味ではありえない。しかし、その社会が全体として閉じるべきなのか、開くべきなのか、どれくらいの確立で崩壊にいたるのか、安定するのか、を見ることはできる。

つまりはすべてのシミュレーターは正弦関数の組み合わせに変換でき、シミュレーションの少なくともプロセスにはカオスとフラクタルを内包する。