HPO機密日誌

自己をならふといふは、自己をわするるなり。

ゴンペルツ曲線とCovid-19関連死予測

ただいま勉強中。マニアック素人として、ロジスティクス、ロトカ=ヴォルテラ、SIRなどを「いじって」きた者としては定常状態に至る道筋が見えるゴンペルツ曲線は興味深いと。

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ゴンペルツ曲線とは何か?(1) - Qiita

まずは、お手本をそのままスプレッドシートに再現した。

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ゴンペルツ曲線とは何か?(3) - Qiita

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Learning Gompertz Curve -> Methematical Prediction of Covid19 death 20200607 - Google スプレッドシート

Gmaxはゴンペルツ曲線の定常状態になった時の予測数。これを日本と米国のCovid19の死者数に当てはめて見た。感染者だと検査数、無症状感染者等の問題があるので。

武漢株(strain)と欧州株の第1波、第2波を分離できなかったので、2月移行の死亡者のデータをそのまま当てはめると、まだ定常状態のはるか手前で最終累計四千人を超える死者がでるまでとなってしまう。感染日ベースで3月末に新規感染者ピークを迎えているので、発症、重篤化、死亡のプロセスは平均で2週間程度だと推測した。そこで、4月11日でデータを分けた。結果、4月11日以降のデータからはほぼ5月後半で定常状態という推測結果に見える。そもそも、新型コロナウィルスによる死亡者がゴンペルツ曲線に合うかどうかからやはり議論しないと確定的なことは言えない。

一方、米国のデータをそのまま推測すると現在10万人超えの死亡者に対して、17万人で定常状態になるという予測となる。感覚以上ではないが、感染曲線、死亡者のデータを眺めていてそのような事態が有り得るようにも見える。こちらも、ゴンペルツ曲線が当てはまるという保証はない。

素人の恐いもの知らずで、この状態でレヴィット教授に質問してしまった。

で、質問してしまったからレヴィット教授のグラフに既に「ゴンペルツ」と書いてあるのに気づいた・・・。 orz....

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数学も、英語も、人口動態ももっと勉強しないとと。


■追記

韓国のMERSの時のデータに今回のスプレッドシートを当てはめるとほぼ、最大感染者数が導けた。

「地下生活者」さんのご指導のおかげ。

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