HPO機密日誌

自己をならふといふは、自己をわするるなり。

「お父さんは発達障害ですか?」

子供たちと話をしていて、珍しく自分語りをしてしまった。例えばと、話したのは昔から不思議でならないのは、大学に行ったことを当たり前だと言いながら、大学でなにを勉強したのか全く覚えていない人たちがいることだと。私は、30年以上経っても主要な授業について何をどの学年で勉強したか話しができると想う。同様にしてMBAの授業。現在の仕事に当時の授業の内容の多くがつながっていることを実感できる。しかし、あまり人から褒められたり、認められたりした経験が薄い。なんというか、感情面で未発達な面があるのは自覚しているのでその一番できていない部分で自分を評価しているので、自分がやってきたことで自分を評価することはほとんどない。そんな話しをしたらタイトルの「お父さんはいまでいう◯◯◯◯(よく聞き取れなかった)という発達障害ですか?診断とか受けたことがありますか?」と子供に言われてしまった。ちょっとびっくり。

私個人としては、発達障害というからには発達の段階があってどこで踏み外したのかは最低でも明確にしろと主張している方なので、今度採用で使っているテストを自分で受けてみようかと想う。

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ある研修で話したのだが、いま身についていないスキル、特性を身につけるのは自分が子供になったつもりで発達段階のはしごを何段かおりて向き合うのが大事だと思っている。私も大人ぶるより、一旦子供に戻って自分が踏み外してしまったはしごの段はどこか見直してみるべきかもしれない。自分の生きづらさを子供から指摘される日が来るとは全く思っていなかった。