あるゴルフ場でラウンドしたら、そこの標語がラテン語だった。
「力とともに技も」と訳すのだろうか。
その翌日にある食事会があり、知人が国際基督教大学(ICU)出身だということで「教養」についての話題となった。言うまでもなくICUには教養学部しかない。教養とは”Liberal Art"であり、すくなくともラテン語、ギリシャ語が必須だと聞いた。その方は聖書の古いギリシャ語訳で卒論を書いたと聞いた。私は以前からLiberal Artとは自由民であるための教養であると考えていてその話しをしたら、一応同意をもらった。
そういえば、「アメリカの保守とリベラル」という本を読みながらダイアグラムを書いたことを思い出した。
- 作者: 佐々木毅
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ちょっと話が脱線したが、この知人はヨーロッパを旅行した時にどこの国に行ってもラテン語、ギリシャ語の素養があるので、すくなくとも書けば話が通じたと言っていた。先日オペレッタ「こうもり」を見た時にも同じ感想を持った。
最近では欧米人ですらラテン語の教育は無駄だという人も少なくないそうだが、やはり「教養」としても必須ではないだろうか?