国会という無駄づかい

たまたま昨日国会中継を視ていて新藤義孝代議士の質疑に感激した。

私も #新藤義孝議員の質疑視ました。沖ノ鳥島の海底レアアース、装着型ロボット・ハルの介護保険適用、地域中小企業向けIoTクラウドなど、日本にあるフロンティアを指し示した上での引用された議員は法律作るのが仕事の段につながっていたので説得力を感じました。
— ひでき (@hidekih) 2017年11月27日

夢のある話し、ああ、国会ってこういう明日実現するかもしれない未来への国の努力を問う場だったのだと実感した。

南鳥島は、東京の南東約１８６０キロに浮かぶ最東端の国境。加藤の発見は一辺２キロの正三角形状の同島のＥＥＺで、日本が自由に海底開発できることを意味する。南鳥島沖で発見されたレアアース泥は中国の陸上レアアースの２０～３０倍の濃度。現在の日本のレアアースの消費量（約１・４万トン）の２００年分以上が眠っているという。日本が海底レアアース開発のトップランナーとなり、「資源貧国」を脱する足がかりとなる可能性を秘めているのだ。
【海底資源「夢の泥」はいま（１）】脱・資源貧国、日本の切り札「レアアース泥」に中国の触手南鳥島南方で探査契約（1/5ページ） - 産経ニュース

サイバーダインは、「介護される人のQOLが向上することに加えて、介護する人の身体的負担が大きく軽減されることが期待される」と説明。「社会全体の要介護者を減らすことを通じ、介護保険制度における財政難や介護離職、介護人材不足などの問題解消にも寄与していく」と意欲的だ。現時点では介護保険の福祉用具貸与の活用は考えていないという。
サイバーダイン、「HAL」の新製品発表足腰の衰えた高齢者向け「自立支援用」｜ケアマネタイムスbyケアマネドットコム

○商工会議所の工業部会等を中心として、産学官連携のチーム制による「ものづくり」支援拠点が実績をあげている先進地域があることから、これらの先進地域を含め、最先端のＩＴ（ＩｏＴ等）の導入をチーム制で支援する「スマートものづくり」（仮称）支援拠点を、全国に相当数整備すべき。
○政府が、ＩＴの導入・活用に外部人材を必要とする中小企業・小規模事業者に対して、重点期間を設け、ＩＴコーディネータ等のＩＴ専門家による１万社支援計画を打ち出したことを評価。
施策の具体化あたっては、１万社支援で終わることなく、意欲のある中小企業に幅広く支援が行き渡るよう、有効かつ持続性のある仕組みとすることが必要。
○商工会議所は、これまで以上に全国の経営指導員約３，４００名のネットワークを活用して、ＩＴ導入・活用に対する経営者の気づきの機会の提供や、中小企業・小規模事業者とＩＴ専門家との橋渡しを全面的に協力する。
日本商工会議所から「中小企業のＩｏＴ推進に関する意見」公表 | 一般社団法人クラウドサービス推進機構

文部科学省は１２日、北極海周辺を冬季も含めた通年航行が可能な砕氷観測船を建造する方針を固めた。砕氷もできる北極観測船は国内初となり、建造費は３００億円程度を予定。早ければ２０１８年度から建造に着手するという。
（中略）
　これまで北極海周辺は、みらいが調査をしているが、砕氷機能がなく通年航行はできなかった。一方、南極観測船「しらせ」（同１万２６５０トン）は砕氷機能は高いが、観測機器をあまり搭載できないなど観測向きでないうえ、北極海周辺の観測を兼務できない。
北極海観測、初の砕氷船建造へ文科省：朝日新聞デジタル

こんなにまだ日本に「夢」があったのだと感激した。こうした日本のフロンティアについての具体的な提言の後で、この一言。

新藤義孝「国会が劇場型になってるが演出と企みは紙一重。与野党関係なく審議し良い物を作るという原点回帰すべき。自民が野党の時は必要なものは賛成し修正も提案し野党案を飲んで戴いた法律もある。全員が建設的な態度でやるべき！疑惑追及もいいが悪魔の証明はだめ。熟議の国会にすべき！」

ちなみに、国会は一日あたり３億も掛かるらしい。

国会運営費は、毎年予算で1100億ほどを当ててあります。したがって1日当たり3億ぐらいと言われるのです。
国会を開くと1日いくらくらい税金がかかる(使われる)のですか？ - 国会... - Yahoo!知恵袋

今日にいたっても、まだ安倍首相の責任を追及する質疑を繰り替えている代議士ってなんなんだろう？もうとおに、森友学園の籠池理事長よりも税金の無駄遣いをしているようにしか思えない。いや、たぶん桁が二つくらい違うくらいの無駄遣いだ。

素朴にすでに籠池氏関係で空転している国会の費用だけで、土地代うんちゃらはとうの昔に超えているでしょう。
— ひでき (@hidekih) 2017年11月28日

国民からも野党はもう見放されている。3%っていくらなんでも低すぎでしょう。

日本経済新聞社の世論調査で、立憲民主党の支持率は14％と11月初旬の前回調査と同じで、衆院の野党第１党として勢いを保った。希望の党や日本維新の会など他の野党は３％以下で低迷。野党陣営で立憲民主が一歩抜け出し、他党と開きがある。民進党から分裂した立憲民主、希望などの関係について「ひとつにまとまる必要はない」との回答は61％に達し、再結集は進みにくそうだ。
野党支持率、立民が14％ほかは３％以下：日本経済新聞

国の選良、リーダーとしての姿を見せて欲しい。