先日読んだ本が見当たらなくなってしまった。また、よく理解できたわけでないので二冊目を読み始めた。
著者の松長有慶師は、チベット仏教の調査にも行かれた方。本書の随所にチベット仏教との比較が出てくる。
松長 有慶(まつなが ゆうけい、1929年(昭和4年)7月21日 - )は日本の宗教家。高野山真言宗の僧侶。僧階・大僧正。高野山・補陀落院住職。高野山大学名誉教授、元同大学学長。21世紀高野山医療フォーラム名誉会長。高野山真言宗総本山金剛峯寺・第412世座主、高野山真言宗管長。全日本仏教会会長(2008-2010年)。
(中略)
1977年(昭和52年)~1979年(昭和54年)
松長有慶 - Wikipedia
高野山大学によるラダック地方の仏教文化調査「ラダック・ザンスカール仏教文化調査隊」に隊長として参加[1]。
メモを取りながら読んでいる。
#理趣経 「この経典はまず欲望というか、人間本来もっている生存のエネルギーのすばらしさについて、一つの方向から解答を出そうとした経典」
— ひでき (@hidekih) 2017年7月5日
#理趣経 「仏教では否定して否定して、そのどんづまりの中に空ということを体験で分からせようとします。だから般若心経を読みましても、『無無明』『不生不滅』など、そういう『無・空・不』がいろいろ出てきます。」
— ひでき (@hidekih) 2017年7月5日
#理趣経 「欲望を否定するのではなく、欲望のもっている生命力をそのまま生かしてしまうやりかたというものを、大乗仏教では欲望の問題でも取り上げていく。」 p.41
— ひでき (@hidekih) 2017年7月5日
#理趣経 「欲望だってそのまま認めてしまったら、煩悩そのものです。だから、理趣経の中の欲望に対する考えかたも空の哲学の系列にあって、煩悩そのものを認めることではないのです。」
— ひでき (@hidekih) 2017年7月5日
#理趣経 「不空訳以後の理趣経は漢訳、チベット訳とも急激に分量が増大していますが、これは不空訳にないマンダラの画きかたとか、修法についての記事を加えたちめです。」
— ひでき (@hidekih) 2017年7月6日
前回の理解があって、今回より理解が深まるように精進したい。