ようやく映画「KANO」を見た。たまたま投宿した、某所のアパホテルで無料配信されていた。アパグループの元谷外志雄代表に感謝!
この映画を見たいと想ったもともとは、昨年台湾に行った時のガイドさんの話しだったと記憶する。
政治的パフォーマンスのための大陸政府・中華人民共和国との国交回復にあたっても、日本は台湾を見捨てている。内省人による支配の中で、歴史の教科書も非常に日本に辛い記述がたくさんあるとも聞いている。それもまたこれまでの歴史を考えれば仕方がない。こんな日本をよく台湾の方々は慕ってくれていると改めて感謝したくなった。 この映画はまじでみないと。 映画『KANO 1931海の向こうの甲子園』公式サイト
台湾の歴史 - HPO機密日誌
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永瀬正敏演じる近藤監督がよかった。
守備に長けた日本人、打撃に長けた漢人、韋駄天の如く足の速い高砂族の選手たちのバランスの良いチームを作り上げていく。また、かつて近藤が指導し、その指導に萎縮した松山商業と比べ、嘉農の選手たちが伸び伸びとプレーする姿は、近藤自身を成長させ、チームに対する愛情を深めていくのだった。
国立嘉義大学 - Wikipedia
明治以来の日本の統治の意思がどうであったにせよ、隣国台湾主導でこのような映画が製作されたことは喜びに絶えない。台湾に行った時は、現地で相当に話題になったと聞いた。エンディングまで見て各選手のその後の人生が紹介されて再び感動。よい映画だった。