HPO機密日誌

自己をならふといふは、自己をわするるなり。

ライ

先日、いつもと違うゴルフ練習場に行った。どうにも飛ばない。寒いし、夜だったし、下手なのは分かっているのに飛ばない。肩がまわってないからかとか、いろいろやった「つもり」でも変わらない。下手をするとシャンクしてしまう。1時間打って、ようやく練習場とは言えくぼみにはまったボールを打っていたことに気づいた。マットの少し盛り上がったところにボールを置いて、少しはまともになった。練習場ですらライというものはあるのだとつくづく感じた。ライもきちんと見ていないとは、自分のゴルフがいかに繊細さがないかの証左のようなものだ。

球のある場所の状態。打ちにくいような状況のことを「ライが悪い」と表現します。
練習場では平坦な場所から打てるが、実際のコースではつま先上がりやつま先下がり、また左足上がりや左足下がりなど、様々なライに対応していかなければならないものです。ライが平坦でないとスイング軌道やクラブフェース向きなどもスクエアではなくなるので、思ったように打てなかったり、上手く打てたつもりが酷く曲がる球になってしまうことも多々あります。それらは経験を重ねることでショット前にイメージすることが可能となってきます。そのため、ゴルフでは実際のコースでの経験がスコアに影響しやすいものと言えるのです。

ゴルフ用語辞典 ライ

それに、どうしても練習場にいくと飛ばない、曲がる、シャンクするの連続に気を取られて本来やるべきドリルをやらず、目指すべき目標に直結した練習になっていない。とりあえず、自分のスマフォで、やるべきドリル、目指すべき目標、課題をメモした。これから練習場に行ったら、そのメモを見てから練習するようにしようっと。