HPO機密日誌

自己をならふといふは、自己をわするるなり。

集中する環境をつくる

人の力はいうまでもなく集中したときに発揮される。で、できる人はやっぱり集中力を発揮できる環境作り、習慣づくりから入っているなと。では、集中できる環境作りとはなにか?


1.体調を整える快食快眠快便

特に睡眠は大事だなと。人によって大分差があるけど、最低でも5時間くらいはちゃんと寝ないと集中できない。体のことで気に部分があると集中力は極端に落ちる。一時、気が狂いそうに仕事が忙しかったとき、歯の先を舌でいじるくせがついて、その感覚の違和感が止められなかった。人はよい状態でないときは、自虐的な信号に敏感になりがち。プロは仕事を始めるときには、万全の体調管理ができて当たり前。忙しいと、おトイレもままならない。仕事を始める前にはちゃんとトイレでゆっくりと用を足しとくのもプロのたしなみ。

管理職だなんだといっても、結局は自分の時間を売ってお給料をもらっているわけだから、就業時間内は大切にしないと。逆にいえば、仕事以外の部分で自堕落に出来る部分は自堕落にしてしまうのも、ひとつの快食快眠快便づくり。


2.すべてがクリスタルクリアー

「こころにすこしでも曇りがあったり、頭のどこで気になることがあると、全身全霊で仕事にうちこめません。記憶しておかなければならないこととは、こころと頭の傷なのです」と、あるコーチが私に言った。いかに頭の中でタスクを記憶しようとしないか。外に書き留めるか、記録させるかが大事。大学時代のある心理学教授は、「自分の仕事は、できる限り自分でやれるところまでやって、人に頼んでしまう。言わば仕事の人間プログラミングだ」と。タスクをスケジュールに落とす、人からリマイドされる仕組みを作るなど、結構これは仕事のこつにつながる。


3.一度にできる仕事はひとつしかないことを自覚する

何度も書いてきたが、どうも子供の頃からマルチタスクでやれて当たり前だと育てられた。それ自体は間違いでないのだが、やはりひとつひとつの仕事のクオリティは、同時並行で「こなして」いくと落ちる。ほんとうにクリエイティブなことは、人間ふたつもみっつもいっぺんにできるように出来ていない。さっきの「人間プログラミング」にもつながるのだが、いかに一度にひとつの仕事だけをしても生活できる付加価値の高い仕事につくかが大切。器用貧乏とはよくいったもので、マルチタスクばかりやっていても人が熟成しない。年をとって、その人の個性の生きる仕事にならない。


4.職場で恋愛しない

これ結構大事かなと。結構たくさんの人が職場での恋愛をこじらせて、大きなトラブルを発生させたりしている。ま、逆に銀行とか職場結婚を将来してんじゃない?、って思わせることもあるけど。逆に言えば、とりあえず結婚しとかないと年取ってからの恋愛とかいろいろめんどい。40すぎて職場での恋愛なんってたいてい不倫にしかなんないから。