いやあ、これほんとうにおもしろい。

- 作者: 垣根涼介
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2007/09/28
- メディア: 文庫
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おもわずつぶやいてしまった。
垣根涼介の「君たちに明日はない」を半分くらいまで読んだ。実に面白い。ただ、出てくる人物たちが微妙に大学の同級生にかぶる・・・。のっけのうらぶれた中年サラリーマンなんって俺のことかと思ったほど。って、名前もかぶっているし・・・。本人に問いただしたいところだ。
https://twitter.com/hidekih/status/317135860460052481
絶対、本作の登場人物の名前を考えるときに、筑波大学の同期の名簿つかってる!と、一応同級生ぶらしておいてくださいな。
しかし、垣根涼介は女を書くのがうまい。いや、女性からみたらどうかしらないが、女が男にくらっとくる感じってきっとこんなんなんだろうなと思わせる。ちょっとした仕草とか、表情とか、相手への好意が表出するところに、女性は惹かれるということをうまーく表現している。
そうそう、あいかわらずエロいシーンは、ひたすらエロいし。
後半、怒濤の展開となるのか?とても楽しみ。