ある方に教えていただいた。
- 作者: 松村寧雄
- 出版社/メーカー: 青春出版社
- 発売日: 2007/11/28
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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中学生のころに松村先生の本を父にもらった。門前町に生まれたのだが、手を合わせる以外、仏教とはなにか全くわかっていなかった。本書によって初めて仏教の教えが少し理解でき、現代においても人が生きていくうえでとても大切なのだとわかった。本書において、松村先生は、仏教を生き方のシステムとしてとらえ、四諦・八正道などの基本的な教えてを実践的に、かつ原理原則に従った形で明快に書かれている。ビジネスを修行の場に変える一冊だ。
- 作者: 松村寧雄
- 出版社/メーカー: ソーテック社
- 発売日: 1983/01
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実は仕事に関することで漠然と悩んでいた。本書を読了して、早速ひとつマンダラチャートを作ってみた。正直、非常に頭が軽くなった気がする。漠然としたことを関連をもちながら、書き出すことがこんなに物事を見えるようにすることが分かった。「苦(チェック) → 集(アクション) → 滅(プラン) → 道(ドゥ)」と考えていくのは、実に仏教的だ。
苦諦:この世界は苦であるという真理
四諦 - Wikipedia
集諦:その苦は迷いになる業が集まって原因となっている真理
滅諦:迷いを絶ち尽くした永遠で平和な境地が理想であるという真理
道諦:八正道こそが苦の滅を実現する道であるという真理