ということで何冊か買ってみた。
秋山仁のおもしろ数学発想法 戦略編〈1〉―中学生から大人まで
- 作者: 秋山仁,門間明
- 出版社/メーカー: 日本放送出版協会
- 発売日: 1995/04
- メディア: 単行本
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これはなかなか良書。漠然と感じていた数学の美しさの入り口である、数学の問題を解く上での対称性や、規則性の見つけ方、基本的な発想をマンガとドリルで上手に説明している。自分で読んで、その後高校生の子供に読ませることにした。読んで役に立ててくれることを祈るばかり。
- 作者: 遠山啓
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 1959/11/17
- メディア: 新書
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- 作者: 遠山啓
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 1960/10/20
- メディア: 新書
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斜め読みしただけだが、中学から高校にかけて数学の初歩の初歩をいくつか読んだときのわくわくが良いが蘇ってきた。特に下巻の「伸縮と回転」で、自然対数eの解説から、角座標の導入、そしてひとつのクライマックスであるオイラーの公式の証明までが美しい。本当に美しい。理系の大学を出た子供に見せたら興味をもっていたので、上下巻とも貸し出した。
まあ、恥ずかしい話しだが、「数の悪魔」のパスカルの三角形と二項定理の関係を知らなかった。
二項定理 - Wikipedia
- 作者: 遠山啓
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 1972/05/31
- メディア: 新書
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もしかするとこの本がいまの私には一番役に立つのかもしれない。自分自身がどうも数学を図形的に考えるタイプであるために、自分でわかっていることでも、人に伝えられない。量概念や、集合から数学が始まることを教えることの方が、微積分や角座標についてああだこうだ講釈をたれるよりも、大事なのかもしれない。本書はじっくりと読みたい。