いや、おおきな勘違いをしていた。
ファイナンスの論文の読み方が変わりそう。連中はすでにべき分布を仕事で使っているんだね。
The Black Swan: The Impact of the Highly Improbable
- 作者: Nassim Nicholas Taleb
- 出版社/メーカー: Penguin
- 発売日: 2008/02/28
- メディア: ペーパーバック
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もうペーパーバック版がでてるんですな、ちなみに。
「ファットテール」でぐぐってみると。
これは「リターンの推移が定常的である」ことを前提にした「正規分布」と違い、「正規分布の両端が実現する可能性が高い分布」のことを言います。
株式市場に当てはめると、「暴落は、正規分布が想定する頻度以上に起こりやすいし、しかも、暴落時は(多次元)正規分布が想定する以上に銘柄間の相関が高くなる」ということを主張しているものです。
ファット・テール現象(fat tail現象)について | inacchiのトレード日記 - 楽天ブログ
いや、でも、べき分布と正規分布の重ね合わせをずいぶん前にやってみたけどどうやってもかさならないよ、これ。ARCHモデルとかあとで調べてみる必要があるな。
んで、wikipediaでは。
経済物理学(けいざいぶつりがく)は、経済現象を物理学的な手法・観点から解明することを目指す学問である。現在のところ、扱う対象としては、株式、為替、先物などの市場、企業間ネットワーク(例えば株の持ち合いなど)、個人・法人の所得などのような例がある。これらの対象を扱う理由は、大量のデータを用意でき、その結果、後に述べるようにベキ分布(ファットテール)が観察しやすくなるからである。
経済物理学 - Wikipedia
ということで、結局は私の冬休みの宿題であるべき分布の和訳につながると...orz