この映画のモデルは絶対G社だよね?違うの?
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いや、違う、違った。
Release Date: 12 January 2001 (USA)
Antitrust (2001) - IMDb
*1
ネットを通じてライバルからコードを奪ってしまうという内容はぜったいG社かなと思ったのだけど。逆に言えば、2001年から状況は大して変わっていないということなのか?この映画に先見の明があったということなのか?
秋葉原の事件から始まる警察の動きなど、ネットワーク関係での言説は確実に「監視」されていると実際おもった方が良い。G社が真剣にevilに動き始めたらメールからブログから検索から私のほぼすべての動きを監視するくらい、実際大したことではないだろう。恐ろしいことだ。G社がその気でなくとも、政府の圧力に屈することは十分にありうる。政府と個人がどちらがevilでないかという価値観で問えば、必ず個人が負けてしまうだろうから。
ま、でも、昔からそういう状況は変わらないのかもしれない。というか、日本人は"Never Underestimate Radical Vision"の逆で、危険そうなやつはすかれないからねぇ。
- 作者: 白洲次郎
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いけない、まずはこっちを読んでしまわないと。
- 作者: ローレンスレッシグ,山形浩生,柏木亮二
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■追記
いや、しゃれにならんかも。
Viacom General Counsel Michael Fricklas said yesterday that Viacom has no intention of going after individual users. "Even if they uploaded pirated clips, we're not going to use the data to find them. We're not going to use it to sue them. We're not going to use it to look at who they are."
YouTube Ordered To Release User Data - washingtonpost.com
十分に恐い。
*1:ちなみに原題が「antitrust」。