HPO機密日誌

自己をならふといふは、自己をわするるなり。

2019-04-01から1ヶ月間の記事一覧

平成最後の日

気がつくと平成最後の日。平成が終わるまであと12時間を切っている。思い起こせば、学校を卒業して、就職したのが平成元年だった。この30年間、自分で言うのもなんだがよく働いた。今日もまだ働いている。働くことが苦痛でない自分として産み、育ててくれ…

グーグル広告という大人のおもちゃ

ある事業の立ち上げが今月にあり、初めて自分でグーグル広告なるものに本格的に手を出した。いまはタイトルが変わってしまったが数ヶ月前に「グーグル広告Express」というアプリで触っていたのが大きかった。Google 広告Google LLCビジネス無料本も読み始め…

「日の下には新しいものはない」

子供に「伝道の書」の話をした。日の下に新たなものはなにもない。最新の技術ですら開発されて、普及されるためには、過去のものとのアナロジーがなければならないことから、「伝道の書」にまだ話しが及んだ。 先にあったことは、また後にもある、先になされ…

我以外皆我師

割と大きなイベントの名ばかりの担当者を無事果たした。心地よい疲労感。改めて思うのは、なにをやっても勉強。生涯活動をし続け、学びつづけることが大事。吉川英治の「我以外皆我師」という言葉は本当。wp1.fuchu.jp仕事だけでなく、幅広く活動し、多くの…

「見上げてみれば鷲頭山、みおろせばしげ鹿浜のつり舟」

白隠禅師のお言葉と絵にはいつも教えられる。この讃の言葉は私にとって仏教の本質を示しているように思える。 この絵は、遠景に鷲図山を、近景に船で漁をする人々を描いている。恐らく沼津の海であろう。山の頂上付近には巨大な鷲がとまっていて、漁をする人…

国際都市大阪

久しぶりの大阪だった。昨晩の道頓堀周辺といい、大阪城あたりといい、ここはどこ?と言いたくなるほど各国の言語が飛び交い、日本人の方が少ない感じがする。 どなたかが大阪はやるべきことをきちんとやっている、発展しているとおっしゃっていたが、実感し…

「空海百話」を買った

実は自分の家は代々真言宗。各代信仰は厚い。とは言え、今回初めて高野山を訪れた。寄ったお数珠屋で団体様用昼食処で「空海百話」という本を買った。弘法大師 空海百話作者:佐伯 泉澄東方出版Amazon信仰は厚いと言いながら、あまり弘法大師空海さんと正面か…

八咫烏の三本足

和歌山の南紀白浜を訪れた。気候もよく、素晴らしいところだった。 途中、バスガイドが熊野古道の来歴に触れ、「八咫烏の三本足は、古来智慧と勇気と情愛の象徴とされてきました」とおっしゃった。まさに、人間としての基本が八咫烏の三本足として伝承されて…

横田南嶺老師

タイトルに「先輩」と書きたかったのだが、さすがにあまりに不敬なのでやめた。横田老師の文章を「致知」で拝読した。確か「古典」の特集号であったと記憶する。 www.chichi.co.jpご丁寧な文章に改めて尊敬の念を新たにした。若くして円覚寺の管長に就かれ、…

人事という閾値との戦い

世の中が新入社員で湧いている時期に論じるべき問題ではないかもしれない。人事畑の経験は気がつくと長いため、この方のおっしゃっている「定期異動」がどんなものかよくわかる。dennou-kurage.hatenablog.comほとんどの企業において、かなり均一に優秀な社…

令、淑、和、鏡、珮

新しい元号が発表されたこと、誠に喜ばしい。しかも、万葉集から取られたということは歴史始まって以来だと。素人ながら、原典である序文の現代語訳にチャレンジしたくなった。「初春(2月)のめでたい月の候、大気は澄み、風は和らぎ、梅の花は鏡の前の(…