HPO機密日誌

自己をならふといふは、自己をわするるなり。

AKIRA 「もう、はじまっているからね...」

体調不良で外に出ていくわけにもいかず、ひたすら家の中。まずは、大人買いしたAKIRAを一気読みした。

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アニメ版とは違うテンポを感じた。金田も、鉄雄も、ケイもひたすら戦っているか、逃げている。どっちかというと「気分はもう戦争」のノリかなと。

気分はもう戦争 (アクション・コミックス)

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ただ、AKIRAを軸として動いていく人類を巻き込んだ大きな動きが底流に常に流れている。それは、ラストで頂点に達する。学生時代に友達の部屋に転がり込んで、よく読ませてもらっていた。まあ、AKIRAという作品自体と私のどうこに向かうか明確ではなかった学生時代はよく重なっている。ああ、まあ、あんなに戦ってはいなかったが。以下、ネタバレあり。

今回、コミック版を読もうとしたのは、アニメ版のラストが気になったから。

暴走する鉄雄を止める為にアキラが目覚め 光の中に鉄雄を呑み込みます。 それを追い金田も光の中に。 金田を助ける為にタカシ、マサル、キヨコも光の中に 金田だけを救出し、彼等は光に閉じ込められる。 都市を一部崩壊させたその光はやがて収縮し金田の両手の中に消える。 映像は幾何学模様と宇宙の絵を映し、そこに子供たちの声で 「もう、はじまっているからね...」 しばらく沈黙の後 「ぼく...鉄雄...」 ラッセラッセラッセラッセ ラッセラ...

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漫画版では明確に、鉄雄の力を刺激することにより高めに高め、アキラに匹敵するものとして、対消滅させるというものであった。しかも、それは人類の進化に明確に関わるのだと。そう考えると、ミヤコとキヨコ達のプロットの通りに、物語は進行したことになる。大分雑音を入れた雑魚キャラはいたが。

それにしても、「もう、はじまっているからね...」は人類の更なる進化が始まっているという意味だと思われるが、本当なのだろうか?あまりに進歩がないのが人類のような気がする。