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HPO機密日誌

自己をならふといふは、自己をわするるなり。

四人の医者

知人から聞いた話。

耳の病気で医者に四人かかった。一人目のクリニックの医者は、大して診ないで風邪だと言った。もらった薬を一週間飲み続けたが、改善しなかった。そこで訪問した二人目の医者は、必要な診断をすべてしてくれて、重い中耳炎だと診断し、処置してくれた。それでも、町医者だけでは不安があったので、大学病院の三人目の医者に確認の意味でかかりにった。4時間またされて、何の診断もしないで、3分話して終わらそうとした。あきらかに駆け出しの医者だった。あまりの芸のなさと無能さに頭
にきて怒ったら、看護婦さんが隣にいたベテランの医者を連れてきてくれた。後で聞いたら、耳鼻咽喉科の権威の先生だった。町医者の処置で間違いないと太鼓判を押してくれた。

「三人の石切」に匹敵する象徴的な話し。

 三人の石切り工の昔話がある。彼らは何をしているのかと聞かれたとき、第一の男は、「これで暮らしを立てているのさ」と答えた。第二の男は、つちで打つ手を休めず、「国中でいちばん上手な石切りの仕事をしているのさ」と答えた。第三の男は、その目を輝かせ夢見心地で空を見あげながら「大寺院をつくっているのさ」と答えた。(『マネジメント 下』p87)

電脳くおりあ: ドラッカーの有名な「三人の石切り工の昔話」