なんか自分の仕事環境における広い意味でのPCに苦労したので記録としてエントリーをあげておく。
ことの発端は私の机の上のiMac。7年くらいは使ってきただろうか。すでに自宅で使っていた2009年機は、私の不手際もあり昇天してしまっていた。月末が近づき、それなりに忙しいにも関わらず、動きが悪くなってきていた。最近、MacBookをディスプレイ、テレビにhdmi接続してあちこちで使うのが普通になってきていたため、iMacを普通のディスプレイに置き換えても支障がないだろうと考えたのが運の尽きだった。
iMac君は降板してもらって昔からのRGB端子接続のディスプレイをメインの位置に置いた。これで全く問題なく仕事がはかどった。しかし、RGB端子は電力をかなり消耗するようでApple純正のUSB-C接続変換アダプターを使っているにも関わらず、電力があっというまに減っていた。
調べてみて、以下のエントリーが見つかった。
ここで推奨されている「ドッキングステーション」はすでに販売完了だったので、その代替として割と評判が良さそうなものを選んだ。最初はよかった。やはりRGB端子接続だとMacBookの電池消費が激しいので(充電がおいつかないようなので)、hdmi端子接続のディスプレイを探してきてもらってこれに接続した。ところが、翌日MacBookからhdmiへ接続しなくなってしまった。仕事も山積みになっていたので、ここで大慌することになった。
これは非常時だと宣言して買ったのがこれ、超小型PC、Windows10マシン。ディスプレイとキーボード、マウスなどがあればまず問題ないスペック。音も全くしない。オフィスで使うにはこれで十分。しかも、びっくりするのはiMacよりはるかに立ち上がるスピードが速い。XP当たりから完全にMacintosh環境に移行していた私には目から鱗状態。ただ、Chromeは結構「重い」のでいくつかリアルタイムでデータのやりとりをしているらしい&ローカルの描画にマシンパワーを使うFacebookとか、日本経済新聞をChromeで複数開けているとさすがにChromeがクラッシュする。それでも、Windows10のすごいのは、システム自体はクラッシュしないこと。えらい、えらい!
これと今後に備えて以前買ってあったChromeBookも引っ張り出した。現在仕事のほとんどをG Suite上で行っているのだが、ほんのちょっとした日本語入力だとか、画像の切り貼りとかローカルのアプリケーションを使いたい時にできないことがわかりこれも断念。
意外だったのが、数年前仕事のピーク時に突然画面が真っ黒になりなにをやっても使えなかったMacBookを取り出して、充電してスイッチを入れてみたらちゃんと動いたこと。これで救われた。
ということで、現在私のデスク周りには表題の通り通電していないiMacからMacBook x 2台、ChromeBook、超小型WIndows10PCが並んでいる状態*2。まあ、これでなにがあっても対応できるだろう。そうそう、すばらしいのは環境がこれだけ違うのに操作にほとんど違和感がないこと。広義の意味でのPCのインターフェースは、Windows vs Mac OSの対立をとうの昔に乗り越えてしまっているように想われる。Tronの夢は既に実現しているのだと。
*1:ちょっとコレジャナイ感がある。すでに廃版になってしまったのか?
*2:実はこれにiPhone8とPixel3a、何台かのGoogle Homeもある。hpo.hatenablog.com