シンゴジラの最後のシーンをずっと考えてた。あ、言うまでもなく以下ネタバレな話し。もう十分に考察されている話し。
シンゴジラにおいてゴジラは常に「最強」に変化していった。移動能力しかり、放射能レーザーしかり。攻撃を受ければ受けるほど学習する恐ろしさがあった。結果として最終形態となった第5形態が人形(ひとがた)であったことは、結局人の創意工夫、多様性が最大の武器なのだとゴジラは学習したということ。ビルに埋もれながら、ゴジラは単性生殖の限界に気づいてしまったのだ。
そして、生まれた人類最大の天災であるゴジラの次の形が人形であったのは、人災こそが最凶であるという暗示ではないだろうか?