HPO機密日誌

自己をならふといふは、自己をわするるなり。

ボヘミアン・ラプソディ

Queenの曲が耳から離れない。頭の中でエンドレスで"Bismillah! We will not let you go"から"Mama mia, let me go"あたりまでがリフレインしている。

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歌詞が非常にミステリー。殺したのは本当に他の誰かなのか?それとも、自分自身なのか?ニヒリズムというか、自殺願望を感じる。鴨居玲のように才能のある人物が持ちがちな衝動なのかもしれない。

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Wikipediaに興味深い記述があった。

Queen states that "Bohemian Rhapsody" is about a young man who has accidentally killed someone and, like Faust, sold his soul to the devil. On the night before his execution, he calls for God saying, "Bismillah" ("In the name of God" in Arabic), and with the help of angels, regains his soul from Shaitan (the devil in Islam).[39]

https://en.wikipedia.org/wiki/Bohemian_Rhapsody

試訳。

Queenは、「ボヘミアン・ラプソディー」は、誰かを誤って殺したことのある若者についての歌だと語った。そして、ファウストと同様に、悪魔に魂を売ったのだと。処刑前の夜、この男は神を「Bismillah」(アラビア語で「神の名により」)と呼び、天使の助けを借りてShaitan(イスラム教の悪魔)から彼の魂を取り戻すのだと。

手塚治虫がそうであったようにフレディー・マーキュリーは、「ファウスト」のように「悪魔」から才能をもらったのだと信じていたのか?圧倒的な作品がデイモンがささやくように生まれ出るのは、幼少期に「悪魔」との取引のような強烈な体験があって得られたのか?

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フレディーが「ボヘミアン」として、ファウストの第二部の終わりのような境地に達したのか、そこが知りたい。

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