昔から、人口減少自体は悪くないと思っていた。問題は高齢者があまりに増えること、福祉の負担が重くのしかかることだと認識していた。人口が減れば「うさぎ小屋」と揶揄された日本人の住環境も改善する。消費が減らずに生産が減っていくのであれば、穏やかなインフレに向かうだろうとさえ思っていた。しかし、なかなか住環境も改善せず、インフレにも向かわない。どうしたもんかのぉ、と思っていたところに高橋洋一さん。

- 作者: 高橋洋一
- 出版社/メーカー: 扶桑社
- 発売日: 2018/11/02
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人口が減ること自体が問題ではないと力強い議論を展開してくださっている。困るのは自治体数が減って職を失う地方自治体関係者だけだと。地域の文化の維持から考えれば、一極集中のまま人口減少するのはちょっと問題だとは思うが。増加の時代よりも減少の時代の方がべき乗則が働く。まあ、その辺はのちのち出てくるのだろう。
例えば、こんなグラフがのっけからでてくる。GDPの成長率と人口増加は無関係か、負の相関であると。負の相関であるとは、人口減少している方がGDPの成長率が高い可能性があると。
読み進むのが楽しみだ。