コンビニでの成人誌の扱いが話題となっている。
前から不思議でならないのが、これまでの人類の歴史とともに性的なソースは積み上げられてきたはずなのに、現在の成人誌はあくまで現在進行形のコンテンツを扱っていること。ありとあらゆる素材、テーマでポルノグラフィ、メディアは蓄積されているので、別にいまさら雑誌の取り扱いを止めても、問題ないように思える。それでも、ちょっと昔ならスポーツ新聞の真ん中あたり、最近だとコンビニの成人向け雑誌と、現在進行形の異性のグラビアや、小説などがもてはやされる。
新しい成人誌が積み上がり、いまだに売れているというのは男子側が性的な「旬」をグラビアの向こうの相手にも求めているからなのではないか?どれだけ美しく、魅力的な女性のソースでも、もう相手が死んでいるとか、全然変わっていると、男子(もしくは女子)側の興を引かないのかもしれない。マット・リドレーによれば、女性のファッションの変遷、男性が若い女性ややせた女性を好むと想われている傾向の底には、常に「適応」を強制する「赤の女王」がいるからだという。
特にオチはない。
■追記
「オナニー国勢調査」なるものが発表されていた。
これで見ると「雑誌」はすでに6%とかなり「使用率」が低い。結論から言えば、コンビニでの成人誌の販売をやめてもほぼだれも困らないのではないだろうか?