インバウンド人気から民泊が話題となり、古民家の活用が様々な場所で話題になっている。NHKの番組でも里山を利用した農家に外国人が体験宿泊する様子が紹介されていた。先日、千葉県大多喜町における古民家再生事業の見学、シンポジウムに参加してきた。江戸時代の徳川旗本御三家本多忠勝の城下町として栄えた大多喜町には、国の登録文化財となっている町屋が数多く残っている。また、豊かな自然も。こうした環境を活かし、古民家を活用した蕎麦屋さんや、宿泊施設が人気となっているそうだ。アレックス・カー氏が指摘するように、現代の建築技術を活用すれば古民家の外観を再生し、快適な空間を作ることも十分可能だ。政府機関からの支援、制度の改革も進んでいるとシンポジウムで言っていた。