アレックス・カーは、「巨大なモニュメント建築を作ることは、周回遅れのテクノロジーだ。現代の建築テクノロジーとは、いかに景観を保存し、いかに伝統的な建築物の風情を残したまま、現代の快適さ、安全さを実現することにある」という主旨を展開している。今回は、そのアレックス・カーの講演に基づくヴィジュアル版。
- 作者: アレックス・カー
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2014/09/17
- メディア: 新書
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自身の京都の先駆的な民泊施設や、四国の祖谷での古民家再生の試みも紹介されていて、彼が批判だけの人ではないことがよく伝わる。
いまの仕事にある程度目途がついたら、ぜひ自分の街で彼のような試みをすることに全力を傾けたいものだ。