現在、職場でOJTのサポートとして新入社員に毎日の日報をSFAにあげてもらっている。うちの職場ではSFAを単なるセールス・フォース・オートメーションではなく、プロジェクト管理のツールとして使っている。営業でも、総務でも、製造でも、日報を書く度にプロジェクトの進捗報告になっていくようになっている。プロジェクト進捗がほぼリアルタイムでわかるし、クレーム処理、改善点の指摘などもSFAを見ていれば一目でわかるようになった。ポリシーとしては、情報をみんなで共有すると。逆に個人情報、人事情報はここには載せない。まあ、ここまで来るにはそれなりの努力があったのだけど。
ここまで完成しているしているので、新入社員の日報も多くの社員の目にさらされている。また、その期待に応えるように新入社員達も作業日報というわくをこえて、今日習ったこと、いままでの知識をどう現場にいかしたかなど、教育訓練としてのOJTの効果を大変高めているように感じる。SFAとOJT。そういえば、そんなこと考えていたなと。
今現在だと最上位にきているのは、電子機器のサポート付教育。OJTは伝統的に使われてきたし、これからも使われていくだろう。けど、電子機器サポート教育とか上位にランクされているe-Learningとかとあわせるとこれから何らかの形でコンピュータを使った職場教育が行われるのはあたりまえになるということかな?
2009年の職場教育 - HPO機密日誌