ここのところ会社を留守にしがち。直接の会社の仕事から離れた別の組織の役職だの、イベントだのによく駆り出される。それなりに役割をそれぞれの立場でも果たせる自信もついた。一緒に働いてくれている会社のみんなにただただ感謝。
三十代の頃は、あまりの忙しさに某全国青年組織に参加して席はおいていたものの、まったく参加できなかった。ついこの間まで中座することすらできない真剣な打ち合わせ、アポイントが連続して入っていて下手をすると午前中いっぱいトイレもいけないくらい当たり前だった。直接の会社の仕事だけが私の一日であり、一週間であり、一ヶ月であり、一年だった。
でも前より時間ができたからといって、盛和塾の「誰にも負けない努力をする」という塾長の教えの看板をおろしたわけではない。「他の誰にもできない努力をする」のは社長の義務だろうと。文字通り「代表」なので、他所から「代表」として各種団体の役割を果たすことが期待される。仲間が一生懸命汗水垂らして、靴をすり減らしてくれているからこそできた時間、活動。その価値に見合う努力と発想をしないと。そう自分に言い聞かせている。