今年一番興味深い論文だった。ハッピープロジェクトをUstreamで傍聴しているときに、教えていただいた。
貨幣という資本は、各国政府が金本位制をやめたときから、「コミュニティー」と「環境」への負債を示すようになったという指摘に大興奮してしまった。普通は、貨幣の流通量、流通加速度は経済の発展を示す重要な指標とされるわけだが、実は貨幣の流通が増えれば増えるほど「負債」が増えているだけだという。
ちなみに、貨幣が負債であるとするなら、債権者も存在する。債権者は、過去から未来へ生き続けていく「コミュニティー」であるという。ただし、この文脈から言うと、ここで「コミュニティー」と言っているのは、「地域社会」というよりも、「市民社会」と訳されるべき、人と人との信頼、ソーシャルキャピタルのことを言っているように想う。
いかがでしょうか?@kenjikatsuさん?
負債としての資本論http://hdl.handle.net/10110/3018 なんてを書いたもので。一応オーソドックスな瀋陽経済学者すが、かみあうかな(笑い (#hppj live at http://ustre.am/oZn4)
http://twitter.com/#!/candidusflumen/status/28504037619