HPO機密日誌

自己をならふといふは、自己をわするるなり。

住宅の耐用年数の国際比較

日本の現代の住宅はやっぱりすでに国際的に通用する耐用年数を実現していると思う。この地震大国で欧米なみの住宅耐用年数ってやっぱりすごい。

このことを実感できるグラフを作りたいと思っていたが、あっけなく見つかった。

日本の住宅問題を考える @ 三井トラスト・ホールディングス

以前、自分で現在の住宅ストックの年代別内訳の推計をした。

この時の推計構成比をグラフ化してみる。

ま、割といい感じなので安心。

並べ替えてみるとさらによくわかる。

*1
あとで各国の住宅ストック数を調べてみて、パーセンテージでなく実質戸数で同じようなグラフを書いてみたい。人口と対比させるといかに日本の住宅市場が特殊であるかが確かにわかる。


■追記

さすがです。

id:fromdusktildawn 日本の築30〜40年の住宅の割合が意外に多い。地震が多い→木造→短寿命かと思ってたら、日本の家屋の寿命ってけっこう長いんだな。石造にできる欧米は戦前から残ってる家屋も多いということか。

現在建っている60年代以降、特に平成に入ってからの建物の品質は格段に向上しているので、現在はたまたま戦後のどたばたの中で建てられた建物のスクラップ、または長期空室化がすすんでいるので「平均寿命」は短く見えますが、耐用年数は確実にあがっていると思います。