昔々、ランチェスターの法則とべき分布について考えた。
相変わらず私の文章は読みにくい。自分で書いたものなのに、後半を読むのがつらかった。
ポイントのスライドについて触れたい。
この一連のスライドは、戦闘が繰り返されるたびに「エース」が少なくなっていくが、「エース」の撃墜数は多くなっていくことを示している。
たとえば、このWikipediaの第二次世界大戦のエースたちの撃墜数をグラフにしてみる。
https://docs.google.com/spreadsheets/d/1CJbz8o0xGzTUE8j2tGn_1Hyuc63I85VMRfFUjjn79mA/edit?usp=sharing
このべき乗則を示すグラフは撃滅していく=次第次第に数を減らしていく中で生成されていることに注目されたい。
この形を都市のべき分布のグラフと比べることは不穏当だろうか?
非常にわかりずらいが上のグラフが昭和55年の首都圏の都市別の人口であり、下がその33年後の平成15年の都市の人口だ。
これから間違いなく人口へ減っていくのだが、その中でますます都市への集中は、あたかもエースパイロットの撃墜数のように、高まっていくのではないかと疑っている。それが、東京というひとつの街がメガロポリス化して終わりなのか、このグラフに載っている中核都市程度は、戦後まで生き残った何人かのエースパイロットのように生き残りうるのか、その答えを考え続けているのだが、答えはなかなかでない。
たまたまさっき昔々の記事を整理していたのだが、この問はずいぶん昔から問い続けてきたようだ。