人生には、不可能なことを可能にしてしまえる瞬間ってある。つーか、そういう瞬間の連続でみんな生きている。できるかできないかわからないことに挑戦しつづけることは、苦しい。しかし、それが苦しいか、苦しくないかは実は問題ではないない。
不可能なことを可能にする努力が人の人生の方向性と質を変えるのだ。人のこころは行動に引かれる馬車のようなものだ。喜びとか、悲しみとは、行動によってこころに映る幻影のようなものだ。ほんとうに大事なのは行動にひかれていく自分自身の存在なのだ。
ああ、女性にとっての出産とは不回避にこの体験を味わうことなのかもしれない、命をかけて。