HPO機密日誌

自己をならふといふは、自己をわするるなり。

そして、小沢一郎もいなくなった

とりあえず、アンケートをはてなでとってみた。

あせって作ったので、質問のワーディングがよくなく、コメントをいただいてしまったように「質問と選択肢の関係がよくわかりません 」状態であった。従って、あまり結果は意味を持たない。

それぞれの質問をもし単独で聞かれていたのだとすると、以前福田元首相が辞任したときのアンケートと比べてみるのは意味があっただろう。

2008年9月の時点では自民党支持と民主党支持がほぼ拮抗していた。今回のアンケートでは、自民党のダブルスコアだ。小沢のライフワークともいえる「二大政党政治」の実現から、自ら遠ざけてしまったともいえる。

08年9月       09年5月
     

グラフにしてみて、もうひとつ反省に気づいた。前回は「それ以外」というのをいれなかった。今回はいれてしまった。この差は大きい。

特に、民主党の代表候補に関して、「それ以外」、「そのほかの現民主党所属代議士」が上位にきてしまった。迷わせる選択肢をここではいれるべきでなかった。それとも、もっと根本的に私が誰か有力候補を入れ忘れてしまったか?

小沢一郎のこれまでの足跡について、木走さんがまとめていらっしゃる。

考えてみれば、村山富一との選挙で小沢が勝っていたら歴史は変わっていたのだろうな。歴史の女神はほんとうにきまぐれだ。

■追記

今朝(平成21年5月13日)の新聞に共同通信社のほぼ同じ質問のアンケートの結果が出ていた。ランダムディジット方式で1024件の有効回答とのこと。

自民党 26.6%
公明党 3.2%
民主党 25.9%
日本共産党 2.8%
社会民主党 1.2%
国民新党 0.5%
新党日本 0.1%
改革クラブ -
[支持政党なし] 38.7%
合計 99%
小沢一郎 -
菅直人 14.1%
岡田克也 23.7%
鳩山由紀夫 16.9%
前原誠司 12.5%
山岡賢次 -
直嶋正行 -
[長妻昭政] 8.1%
[野田佳彦] 2.2%
[枝野幸男] 0.6%
合計 78.1%

政党の質問で、共同通信社のものではいまだに自民と民主が拮抗しているのはなぜなのだろうか?年代的なものでいえば、はてなの方では圧倒的に20代、30代が主である。リアルのアンケートの方が、比較的自民支持者が多いはずであるし、はてなですら年代があがるにつれて自民支持が増えていた。この大きな差がどこからくるのかわからない。

こうしてみると、「それ以外」との選択肢は「支持する人(党)がない」という回答であるべきであったと反省させられる。私のアンケートでお名前が漏れていた政治家の方、政党の方にはおわびもうしあげる。この程度の政治の素人が趣味でやったあてにならないアンケートである。

一応、私のアンケートもパーセンテージにしてみた。

小沢一郎 35 7.8%
菅直人 57 12.7%
岡田克也 63 14.0%
鳩山由紀夫 47 10.5%
前原誠司 47 10.5%
山岡賢次 7 1.6%
直嶋正行 3 0.7%
そのほかの現民主党所属代議士 85 18.9%
それ以外 105 23.4%
合計 449 100.0%
自民党 194 43.2%
公明党 6 1.3%
民主党 96 21.4%
日本共産党 31 6.9%
社会民主党 6 1.3%
国民新党 6 1.3%
新党日本 9 2.0%
無所属の議員 24 5.3%
それ以外 77 17.1%
合計 449 100.0%

■選択肢がないという結果か?

なるほど。その辺を国民はわかっているから、共同通信の結果にしろ、私のアンケートにしろ、「以外」、「その他」という枝が一番多かったのかもしれない。

次の首相になる可能性の高い人物を、わずか中4日で選ぶという無造作な日程は、有権者を愚弄するものです。

民主党は「岡田代表」でバラマキ政治と決別せよ - 池田信夫 : アゴラ - ライブドアブログ