HPO機密日誌

自己をならふといふは、自己をわするるなり。

自民党圧勝

自民と公明党で320を超えるとは思っていなかった。合わせて300くらいで、維新と政策協調せざるをえなくなると予想していた。

自民+公明+維新=350/480=七割だな。

ブックマーク:「自公300議席の勢い 接戦区でも優位に 衆院選 終盤情勢、民主70割れも 第三極は伸び悩み 」

勢いというのはすごい。自公だけで320議席を上回った。これは、言うまでもなく、参院でまだ主勢力を保つ民主党とのねじれを跳ね返すだけの力をもったということだ。小選挙区制は、極端から極端に動きがちだという。まさに前回と今回の風の吹き様を比べるとその特徴が分かる。

選挙 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

自民党公明党と合わせ総定数の3分の2を超えて圧勝し、約3年3カ月ぶりの政権奪還を果たした。自民党安倍晋三総裁は26日に召集予定の特別国会で首相に指名され、自公連立政権を発足させる。民主党は公示前の約4分の1に落ち込む歴史的な惨敗を喫し、日本維新の会は50議席台で第3党に躍進した。

自公325議席、法案再可決可能に 安倍内閣26日にも :日本経済新聞

逆に言えば、民主党は大敗した。未来の党も大敗した。特に、嘘つき民主党は中国にも見捨てられて、完敗にとどめをさされたように思える。北朝鮮がミサイル一発打つのでも、中国様のお許しを得ないとできない。少なくとも、管轄軍管区は十分に承知していたはずだ。魚釣島の国有化のタイミングも民主党政権にとって最低の結果を生んだ。今回のミサイルは選挙への影響という意味では、魚釣島問題を超えたインパクトがあった。国防の強化の必要性を訴える安倍自民党総裁にとって大変な追い風だった。いや、単に野田首相がタイミングをあやまり過ぎたのか?

まるで自民党への応援のようじゃないか。

はてなブックマーク - 北朝鮮ミサイル、日本領海に落下物なし 官房長官会見 :日本経済新聞

民主党政権衆議院を解散し、選挙を戦わざるをえないこの状況下で、中国政府子飼の日本人議員がたくさんいる民主党を追いつめるようなことをなぜ連続して中国政府は打ったのか?そこまで中国中央政府が追いつめられていると勘ぐらざるを得ない。あるいは、戦前の帝国陸軍がそうであったように、どこかの中国の軍管区がたいした目算もなく紛争、戦争へとあおりたてているのか?危機を募らせれば、募らせるほど軍に金がまわる仕組みは、宋の時代から変わらないのだろう。