よいGWであったように感じる。
自分がスタミナを使いはたしていることもわからないほど、GW前には消耗しきっていた。ものがうまく考えられない状態がずっと続いていた。それが、自由になる時間をもち、山歩きなどをし、本をまとめて読む時間をもつと、自分の中でエネルギーがわいてくるのを感じる。
あ、そんな悪くないじゃん、こういう経済情勢、みたいな感じがしてくる。しょせん、私自身も私の仕事もマクロ経済みたいのでいえばノイズ以下だ。ならば、アノマリーでイレギュラーなこの世界の中で、生き残っていく狭く細い道だってあるだろう。
知的スタミナが枯渇するとは、ものごとがこうでしかない、こうしかならないと思いこみ、自分が世界で一番不幸であると自己憐憫に落ち込むことではないだろうか?生き残れるか否かという問題については、人は限りなく楽観的になるべきであり、ああいう方法、こういう方法も、ちょっとタイミングのがしたけどああいうことだってやってみてもいいじゃんくらいに生きるのが大切ではないか?
ほんのすこしだが視野をせばめていた壁の存在に気づけたGWであった。