HPO機密日誌

自己をならふといふは、自己をわするるなり。

なぜ源氏物語は女性たちに愛され続けるのか?

すごく不思議。

源氏物語 4 夕顔 (YJC-UJ愛蔵版)

源氏物語 4 夕顔 (YJC-UJ愛蔵版)

現代から見てしまえば、貴種とはいえ、間違いなくプレイボーイだ。すくなくとままだこのあたりの「君」は、女性の気持ちに通ずるというより力で押している。

しかし、古代から現代たで女性まめやかにこの物語を好んでいる。年代の近い方はみな「あさきゆめみし」が素敵だという。

あさきゆめみし 美麗ケース入り 全7巻文庫セット

あさきゆめみし 美麗ケース入り 全7巻文庫セット

実に不可思議だ。

■追記

これまたなつかしい本についてコメントいただいた。

笑う大天使(ミカエル) (竹書房文庫 (DR-193))

笑う大天使(ミカエル) (竹書房文庫 (DR-193))

あ、こりゃ映画版だ。

笑う大天使(ミカエル) (第1巻) (白泉社文庫)

笑う大天使(ミカエル) (第1巻) (白泉社文庫)

川原泉のなんといえないほのぼのした感覚が好きだ。

たまたま手元にあった三作品。ぼっとしながら流し読みをしてしまった。

美貌の果実 (白泉社文庫)

美貌の果実 (白泉社文庫)

空の食欲魔人 (白泉社文庫)

空の食欲魔人 (白泉社文庫)

小人たちが騒ぐので (白泉社文庫)

小人たちが騒ぐので (白泉社文庫)

そういえば、これも読んだ記憶が。

フロイト1/2 (白泉社文庫)

フロイト1/2 (白泉社文庫)

そうそう、確か最初に読んだ川原作品だと思う。

いまどこにあるのだろうか?

今更ながら気づいたのは、多分川原作品に影響を受けている人物があまりにも身近にいるということだ。

嗚呼。