「個々人の性的関係に国家・教会が介入したヨーロッパの事例は極めて大きな実験として意味を持つものである。」
it1127の日記 : 記憶の断片
「自然世界との呪術的関係を断ち切る事によって西欧における個人は成立したのである。」
it1127の日記 : 記憶の断片
なんかこの前読んだ本に、進化の過程で他者を食べる「肉食」の生物が現れたことが先カンブリア期の多様性の爆発のひきがねをひいたという仮説があるという話が出ていた。人も同じく、人を統治する人の存在が一気に社会を複雑にしたといえるのかもしれない。逆アナーキズムというか、国は人々のためにあるのではなく、統治者のためにあるのだという結論が引き出せそうで恐い。
- 作者: スティーヴン・ジェイグールド,Stephen Jay Gould,浦本昌紀,寺田鴻
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 1995/09
- メディア: 文庫
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