ふと、諸星大二郎が読みたくなり、Amazonで捜した。あった!注文したのは夜中だったのに、翌朝には出荷され、夜にはポストに入っていた。そりゃ、宅急便の人たちも大変だわな。
- 作者: 諸星大二郎
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 1996/11/01
- メディア: 文庫
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連載のリアルタイムで読んだわけではない。なぜか断片的に何度も読んだ記憶がある。ああ、覚えてる!と思ったシーンは随所にあった。蚩尤、饕餮とか、獅子面の老人とかとか。子供のころ、なにかどきどきしたものを感じた絵柄だった。通して読んだことは、今回初めて。孔子と仏陀は、生年が重なっていたか?など、興味をそそられる。東西南北の四神など、基本を押さえて大胆な仮説を表現している。再読したい。
いずれにせよ、昔は古本を漁るか、床屋の待合で探すか、大変な労力が必要だったものが、こんなに手軽に読める時代になった幸せを実感する。