HPO機密日誌

自己をならふといふは、自己をわするるなり。

「もしドラ」リアル

にわかに誰もが予想もしなかったチームが甲子園出場となったので、上を下への大騒ぎ状態になっている。

このお祭り騒ぎが実にここちよい。

聞くところによると、このチームは昨年は連戦連敗だったらしい。それが、投手が1年でオオバケして、ノーシードで勝ちのぼり、誰もが予想もしなかった県大会優勝をもぎとってしまった。1年で全く変わったというこのチームの話をしたら、「じゃあ、女子マネはドラッカー読んでたんですかね?」とつっこまれた。うれしかったねぇ、こんなに近くに「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」を読んだ方がいたなんて!

しかも、高校野球どころか、中学生のマネージャーまで『もしドラ』読んでるみたいですよ。」とまで教えていただいた。

野球チームの関係者に今朝あったのだが、残念ながら女子マネがドラッカーを読んでここのチームの投手が化けたかどうかは聞けなかった。

以下、ちょっとネタバレ。

実際、なによりも「もしドラ」を思い出したのは、県大会の決勝戦の8回で相手チームの投手の四球の連続で満塁になった瞬間だ。「フォアボールを投げたくて投げる投手はいない」。「もしドラ」のこの台詞が頭に浮かんだ。