HPO機密日誌

自己をならふといふは、自己をわするるなり。

北朝鮮と開戦前の日本

自分の言うのもなんだが、私はばり保守だ。

それでも、これだけ北朝鮮が包囲網を構築されているのを見ると、戦前の日本の立ち位置と重ねてしまう。

hpo.hatenablog.com

北朝鮮は日本に危害をもたらすだけ。どちらかというと、トランプ大統領の「完全破壊」というテーゼに賛同する。

www.newsweekjapan.jp

しつこいようだが、それでも北朝鮮の政権はそれなりに政権護持、つまりは国体護持に努めているように私には見える。

逆にいえば、現在の北朝鮮の状況に「対話」だの、弁護をする人々は本来、戦前の日本に対して「対話」や、援護をすべきなのだと私は思う。

違うと思う人達のご意見を伺ってみたい。

「平時には将を養い、戦時には兵を養う」

亡くなった父が、「平時には将を養い、戦時には兵を養う」と話していた。何度か出典を探してきたのだが、まだ分からない。ただ、今回ぐぐってみて、もしかして、「平時養兵少、戰時用兵多(平時には兵を少なく養い、戦時には兵を多く用いる)」という意味ではないかと思えてきている。探してみたら、台湾のものらしい「e等公務園全民國防教育學堂全民國防教育學堂(公立公園防衛教育学校 国防教育学校)」というブログのサイトが出てきた。

第4題 實施「募兵制」後,基於「平時養兵少,戰時用兵多」的理念,役男的「軍事訓練役」應為期多久?
A.一個月
B.兩個月
C.四個月
D.一整年
標準答案 C

e等公務園全民國防教育學堂 @ 火影輸血醫學部落格 :: 隨意窩 Xuite日誌

Google翻訳と、Excite翻訳を使って翻訳し、修正。

質問4 「傭兵制」を実施した後に、「平時は兵士を少なく維持して、戦時は兵士を多く募集する」の理念に基づき、兵役に服する男子の「軍事訓練」はどのくらい期間にするべきですか?

A. 1ヶ月
B. 2ヶ月
C. 4ヶ月
D.一年

標準回答C

もう少し探してみると、台湾の「国防報告書」というのが出てくる。ここにも、「平時養兵少 、戰時用兵多」が理念だとある。そのあとに、「精簡常備、廣儲後備」と書いてある。これはキャッチフレーズなのでGoogle翻訳も、Excite翻訳もあまり適切な訳にならない。たぶん、「精鋭兵を少数常備し、広く予備(役の兵士)を蓄える」という意味なのだろう。十億の国民を抱える国に二千万人の台湾が立ち向かうのだから、そう言わざるを得ないだろう。

平時養兵少

中華民國97年國防報告書 - 國防報告書編纂委員會 - Google ブックス

前のブログの「募兵制」がヒントなのかもしれない。これは、唐代の制度だそうだ。

唐の後半、府兵制に代わる兵制。
唐の徴兵制度である府兵制は、均田農民に対する兵役の義務をもたせ、そこから徴兵するシステムであったが、農民にとってはその負担は重く、特に首都の警備に当たる衛士と、辺境の防備にあたる防人は何十年も農民を拘束することとなったので、早くから徴兵を忌避する農民も多かった。また、その基盤である均田制の崩壊に伴って府兵によって軍備を充足させることができなくなったため、府兵制に代わってとられたのが募兵制である。723年に初めて兵士を募集し、749年には折衝府を廃止して全面的に募兵制に切り替えた。募兵制は、兵士を募り、その兵士に国家が給与を支払うので、傭兵制度である。

募兵制

もしかすると唐代のなにかの文書には、もう少しこの「理念」が展開されている文書があったのかもしれない。今回はそこまでは探せなかった。まあ、台湾の国防政策を見て、理念としては「平時には将を養い、戦時には兵を養う」は間違いではないようには想う。

センス8 シーズン1

なかなか面白かった。最後まで来て8人が本当につながった。「共感性」こそ、人類に本当に必要ななにかなのかもしれない。

www.netflix.com

youtu.be

我々の祖先が他の動物から見れば圧倒的な進歩を果たした社会的な要因は分業だ。現在にいたるも、いかにセグメント化し、その中で専門性を高める以外に人の生産性を高める方法は見つかっていない。ITだの、動機付けだの、マーケティングだのさまざまな課題はあるが、それらはすべて一定領域内での最適なの補助にすぎない。ドラッカーのいうように、企業からしてどのセグメント、どの市場に、どう向き合うかがすべて。内部の効率性などはあとづけの問題でしかない。

分業を可能にしたのは、相手への信頼である。自分の明日の食料の生産を人に任せて、自分は鍛冶仕事に専念するには、よほどの信頼関係が社会の中に強固に構築されていなければならない。この信頼関係のプロセスの最初は男女の性愛だと私は想っている。正確に言えば、性愛がもたらすさまざまな行動だ。本ブログでも様々に取り上げてきた「赤の女王」のテーマだ。

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そして、愛は共感から生まれる。まさにセンス8が示すように、自分の思考と感情を共にする相手を人は愛さざるを得ない。共感は、その人の全人格によるものであり、ルックス、身なり、態度、そして言葉が人の共感を生じさせ、愛を生む。しかし、言葉は嘘をつける。これまた「赤の女王」が示したように、全面的に信頼し合うことを社会制度的に宣言する生活規範であるはずの結婚生活すら、破綻もするし、托卵も行われる。

hpo.hatenablog.com

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センス8が示そうとしているテーマとは、人種も、国も、性別も、性的志向も、社会的な主義主張も、すべて乗り越えても共感が成り立つのだと言うことだ。そう、私は信じる。

「ダンケルク」

見てきた。ああ、英国はここまで追い込まれていたのだと。

wwws.warnerbros.co.jp

ダンケルクの戦い(ダンケルクのたたかい、仏: Bataille de Dunkerque, 英: Battle of Dunkirk)は、第二次世界大戦西部戦線における戦闘の一つで、ドイツ軍のフランス侵攻の1940年5月24日から6月4日の間に起こった戦闘である。追い詰められた英仏軍は、この戦闘でドイツ軍の攻勢を防ぎながら、輸送船の他に小型艇、駆逐艦、民間船などすべてを動員して、イギリス本国(グレートブリテン島)に向けて40万人の将兵を脱出させる作戦(ダイナモ作戦)を実行した[1]。

ダンケルクの戦い - Wikipedia

Operation Dynamo Sites of World War II in Dunkirk

自国のわずか34キロまでドイツ軍の侵攻を許していたとは、本当に存続に関わる。「戦争まで」でドイツの勝利を確信していた日本軍の将校が出てきていたが、たしかにこの1940年時点の欧州の状況を見ていると、そう思えても不思議ではない。フランスはこの戦いの後、瓦解している。

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これは、ネタバレに当たらないと思うのだが、この映画では、陸、海、空、そして、桟橋と4つの時間軸が交互に描かれる。ちゃんと、その時間も一番最初に示されるのだが時間の長さなのか、過去なのか、移動時間なのか明確にされない。

絆はめぐる

先日、ある会合があり、ある方と久しぶりにあった。私とは昔からのご縁のある方だ。家族ぐるみのつきあいでもある。たまたま懇親会で話している時に、私の学生時代の部活の話となった。「もしかして、Sさん知っている?」聞かれた。その方は部活の大先輩であるプロジェクトで大変お世話になった方だった。詳しくはかけないが、その方とSさんは昔からの知り合いなのだそうだ。しかも、私は知らなかったのだが、Sさんは最近ご自身の生涯を語る本を書かれてその中にそのプロジェクトについても書いてあったという。

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その時に、ぜひSさんの本を送っていただきたいとお願いしたら、つい昨日とどいた。読み始めてみたら実に面白い。米国で長く仕事をされた方なので、日本と米国のインセンティブの差について明確に書いてある。なんと本の中にそのプロジェクトについても書いてあって、集合写真が載っている。そして、その集合写真の端のはじに私も写っていた。

いやはや、なんとも世の中狭い。絆はめぐっている。

「心理学的発想と経営的発想」

このタイトルで、某所でお話をさせていただくことになっていた。結構前からこのタイトルについて考え続け、プレゼンの準備をまじめにやった。しかし、直前でタイトルと内容を大幅に変更することになった。もったいないので、一応ここにおいておく。心理学でも、経営においても、自分の対象に対して常に仕組みの仮説を持つこと、そしてその仮説に基づいてPDCAをまわすというところがミソかなと。

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PDFファイルも公開したいのだが、はてなダイアリー時代はできたがはてなブログではやりかたがわからなくなってしまった。

こうかな?

Scribdというサービスを初めて知った。

ja.scribd.com

「人口減少時代の土地問題」を読んで

大変、興味深い問題提起であった。

所有者不明不動産の問題は、固定資産税の徴税率が98%と高いので、土地に関する各種台帳の整備、統合をすれば済むものだと安易に考えていた。

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実は、ここに大きな落とし穴があったようだ。

P.53

 「所有者不明化」は、震災復興や空き家対策などだけでなく、実は、全国の基礎自治体の固定資産税実務にも影響していることが明らかになった。具体的には、相続未登記のため不動産登記簿上の土地所有者が死亡者名義のままとなっているものについて、本来は無効であるものの、やむをえず登記簿名義人(死亡者)への課税(死亡者課税)を続けたり、課税自体をいったん保留している(課税保留)といった実態である。
 人口約7万人のある市では、固定資産税の納税義務者3万9979人(2012年度)占める死亡者課税の比率は11%(4581人)、人口1万4000人の別の町では、2012年度の農林地の納税義務者のべ9947人のうち6%(612人)が死亡者課税だった。

行政の怠慢と言いたいところであるが、所有者不明土地の子孫までたどる作業がどれだけ大変でどれだけ費用がかかるか知っているので、たかだか数万、数千円の固定資産税を徴収するためにすべてを調査しきれないことは理解はできる。結果、大げさに言えば、「日本人の土地相続は根本から崩れ始めている」といってもおおげさでない状態になっている。

法定相続情報証明制度など、対策は少しずつ取られているようだがまだ実効性にはかける。

せめて都市設備や、市街地内だけでもきちんと固定資産税台帳を整備し、今後の開発、再開発に支障がないように制度整備が急がれなければならないだろう。人口減少は複合的な問題である。

ちなみに、日本の歴史からいうと所有者不明地が増えることは治安問題に直結しているというコメントもあった。

日本人の土地相続は根本から崩れ始めている | 政策 | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準

貴族が放ったらかしてた土地を勝手に占有し(「悔い返し」という)、それを武装して守ったのが武士。土地については、意志なきところに権利なし、の原則が現代の民法でも貫かれている。それが逆に足かせに。

2017/07/31 21:33
b.hatena.ne.jp