HPO機密日誌

自己をならふといふは、自己をわするるなり。

「志が人と組織を育てる」

回転寿司「銚子丸」を創業された堀地速男氏の吉田松陰先生への愛あふれる本。

志が人と組織を育てる

志が人と組織を育てる

正直、ご生前に堀地ファウンダーのお話を伺ったことがある。その時は、もうばりばりの合理的経営者という印象だった。本書を読んで若い頃に読まれたスティーブンソンの「吉田松陰」礼賛の文章を読んで実業を志、様々な労苦を経て現在の銚子丸の「私たちの真心を提供し、お客様の感謝と喜びを頂く」という理念に到達し、大成功を収める姿が描かれている。最後の2章は吉田松陰の人生について詳しく触れられていて更に感興が深い。付録としてスティーブンソンの「吉田寅次郎」も収められている。

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イムリーなことに銚子丸がカンブリア宮殿に取り上げられると。

来週、2019年3月21日(木)放映予定のテレビ東京カンブリア宮殿』に銚子丸が取り上げられることとなりました。これもひとえに、銚子丸の経営理念に共感し、常に努力を惜しまぬ劇団員と、永年にわたり銚子丸を支えてくださいますお取引先様、そして何より、雨に日に銚子丸にご来店くださる多くのお客様のお引き立ての賜物と、万感を込めて御礼申し上げる次第でございます。
今回の取材対応にあたり40年余の銚子丸の歴史を振り返り、創業者の堀地速男とヒロ子(現会長)の起業への強い想いと、「私たちの真心を提供し、お客様の感謝と喜びを頂く」という経営理念に行きつくまでの苦労、理念経営を実践してからの大きな成功という、創業者の築き上げたものの大きさと、 経営を引き継いだ者として責任の重さを痛感するとともに、これからも出店地域のお客様の期待に応え、永続的に成長し続ける銚子丸を確立すべく決意を新たにしたところでございます。

社長のブログ | すし銚子丸 千葉・東京・埼玉・神奈川のお寿司屋さん

亡くなられた堀地ファウンダーも空の上でさぞかしご満足だろうと想う。