HPO機密日誌

自己をならふといふは、自己をわするるなり。

ひりひりしたmoonriders

moonridersしか聞かなかった学生の頃。なんでそんなにmoonriersだけだったのだろう?

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今朝、ふとした瞬間に「板一枚で地獄」という言葉に惚れたのだと30年以上かかってようやく思い至った。長く生きていると、順調にいっているようでもちょっとした瞬間に「板」を踏み外してならくの底に落ちていく瞬間を目の当たりにすることがある。学生時代は自分の中で一番停滞していた時期であった。その時に、一歩間違えたら「地獄」に言ってしまうのだという絶望との背中合わせ状態とmoonridersの曲がマッチしていたのだ。

くれない埠頭

くれない埠頭

とにかく生き延びなければという危機感で52才の今日まで走ってきた気がする。今後どこまで走り続けられるかわからないが、このひりひりしたmoonridersの危機感はずっと感じていたいと想う。