HPO機密日誌

自己をならふといふは、自己をわするるなり。

「ホコリになりたい」

しばらく前に録画しあった「ねほりんぱほりん」を見た。

1月10日(水) 午後11時00分
ねほりんぱほりん 腐女子登場!こんな世界知らなかった…すごい妄想力にモグラ驚嘆

腐女子とは男性どうしの恋愛を描いたBL(ボーイズラブ)作品を愛する女性のこと。豊かすぎる想像力で日々妄想しつつもその実態を隠して生きる腐女子たちが赤裸々に語る

ねほりんぱほりん - NHK

www.nhk.or.jp

まあ、古くは「風と木の詩」など、女子がBL好きなのはいまに始まったことではない。

「June」の言わば「主筆」が栗本薫だったりもするし。

kakuyomu.jp

紫式部腐女子だという説もあるし。

matome.naver.jp

いまさら、「えー!」と目をむく事態ではないのだが、改めて肉声に近い形で腐女子トークを聞くと驚かされる。「壁になってBLな二人を見ていたい」、「私はほこりでいい」とどこまでも自己否定なのだ。私にはどうでもいいことなのだが、腐女子とは自分を含む女子に対する嫌悪感とでもいうべき「生きづらさ」が根底にある。自己否定なので、男子から女子が好かれること事態が嫌。でも、やっぱり男子にはどきどきする。とすれば、嫌いな女子をはさまずに大好きな男子 X 男子の「愛」に純粋さを感じるという構図ではないだろうか?

そうそう、「生きる技法」な構図。

hpo.hatenablog.com

私もそんなに自分が好きなわけではないが、この「私」しか私にはいないので、なんとかおりあいをつけていくしかない。あまりまとまらないが。