HPO機密日誌

自己をならふといふは、自己をわするるなり。

「心を高める、経営を伸ばす」

毎年、この時期恒例の世界大会。毎年、経営者の経営体験発表に目を見張る。この大会の毎回のキャッチフレーズ、「心を高める、経営を伸ばす」の通り、経営者が心を高め、「動機善なりや、私心なかりしか」という姿勢で経営にあたると、驚くほど業績が伸びていく。いや、1万人の経営者の中から選ばれてくるので当たり前だろうという話しもある。だが、これほど明確な事例を目の当たりにすると経営者の魂に火がつく。「俺もやってやるぞ」、「おお!これはうちでもできる!」となる。発表された経営体験では、明確に売上げが伸び、利益率が向上している。しかも、発表者は商品の開発そのものや、営業のやり方の改善の話しをするわけではない。ほとんど、「心を高める、経営を伸ばす」ことだけ。一般的に言えば、徳を積むことだけを話す。そのことに本当にフォーカスしているのが伝わる。

これまでは全く圧倒され、ああ、ここまで行けるのだろうか?と自分に懐疑の矢を向けていた。最近の自分の会社の活動、自分の体験からいっても経営者が変われば、会社が変わるのだという感覚がある。会社が変われば、成績も結果としてついてくるのだと実感しつつある。いつかはこの場に立てるのだろうか。