ここのところ無理をしすぎたのか、ひさしぶりに体調を崩した。このブログを検索すれば過去、仕事を休まざるを得なかった風邪などが出てくるだろ。いまは、その気力もないほど疲れている。ひたすら眠い。とはいえ、開高健のように寝てばかりいることがブンガクになるわけもない。
さて『夏の闇』ですが、これは一言でいえば、寝てばかりいる作家の話です。
読み続ける書物1『夏の闇』 ( 小説 ) - 過激な正論 ・ まっとうな暴論 - Yahoo!ブログ
パリの安下宿に独り閉じこもり、裏町をフラフラする以外は部屋で何もせず寝ているのです。そんな夏の初めから物語は始まります。
- 作者: 開高健
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1983/05
- メディア: 文庫
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三部作の三作目、「花終わる闇」を未読であったことに気づく。
- 作者: 開高健
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2013/05/31
- メディア: Kindle版
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少し風情にかけるが、付録に惹かれて電子版で読むことにする。